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たとえ世界を知らぬ井の中の蛙だとしても
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妹に話したら、思いの外盛り上がってしまったネタ、行きます。
あらすじ語ってるだけです。
PTが酷いです。
特殊設定大好きです。
めちゃくちゃ長いです。
なので、それでもOKって方のみどうぞ。
……基本、特殊設定ばっかりですが。私。
レプリカルークがもしも最初から「自分」という自我があった場合の話。
といっても、屋敷に戻ってからなので、ヴァン謡将殿は知りませぬ。

ルークは最初から自分が「ルーク」でないことを主張します。ですがもちろん誰も相手にしてくれません。
初めてルークの言葉を真剣に聞いてくれたのはシュザンヌ様でした。
ヴァン謡将はまだ時期ではない、と来ていないのです。流石に赤ん坊に剣は持たせられませんから。
シュザンヌ様は真剣にルークの話を聞いて、やがて自分でも違和感を覚えました。
「この子は自分が腹を痛めて産んだ子ではないのではないか」と。
そこで公爵様に頼むのです。事の真相を調べて欲しい、と。
シュザンヌ様は、ルークが何処かから攫われてきたルークのそっくりさんだったら可哀想すぎる、と思ってのこと。
もちろん公爵様は断りません。なんだかんだいって妻を愛しています。
ベルケンドにルークの身体調査をしてもらい、重大事実発覚!
なんと、ルークはレプリカだったのです!
驚いた公爵様。直ぐさま陛下と妻に報告します。そして、「レプリカルークの破棄」も命じようとしました。
それを止めたのは陛下です。
曰く、「被験者のルークは預言の子。けれど次代の王でもある。ならば、音素振動数が完璧に一致するこの代用品を預言に詠まれた『聖なる焔の光』としてしまえばいい」とのこと。
ある意味ヴァン謡将と意見が被ってます。
公爵様、その言葉に納得。屋敷の者や信頼の置ける教師にルークが偽物であることを伝え、教育を始めます。
そのため、ガイやペールもルークが偽物だと知っております。ナタリアも、陛下に聞かされています。
「鉱山の街でルークは死ぬと詠まれていた。だから代わりに代用品を使う」とか何とか聞かされているのです。
そんなルークは、だんだん感情が、心が壊れていきます。
シュザンヌ様はそんなルークを見て嘆きます。もしも自分が相談しなければ、と。
それでも起こってしまったことなので、自分だけはとルークを可愛がります。使用人にすら見下されてしまったルークの心のオアシスは、既にシュザンヌ様のみです。

さて、そんなこんなでそれこそ「レプリカドール」にふさわしく成長したルーク君ですが、ある日剣の師匠であるヴァン謡将が訪ねてきた時より物語が開始します。
ヴァン謡将の妹・ティアが屋敷に侵入、ルークと共にタタル渓谷へ飛ばされます。
ただしこのルーク君、一応教養を身につけさせられてます。社交性は皆無ですが、知識だけはあるのです。
なので、不用意に辻馬車に乗ってエンゲーブへ、なんてヘマを起こしません。ティアと共にケセドニアへ向かいます。途中の魔物なんてルーク君の剣で一捻りです。最強です。
無事バチカルへ帰ると、和平の使者がやってきて、親善大使に命じられます。ルークの監視役としてナタリアが、監視兼キムラスカ領内護衛役としてガイが同行します。
途中、導師イオンが攫われたということで、目撃証言を辿ってザオ遺跡へ向かいます。そこで初めて被験者=アッシュとご対面。
アッシュ、驚きます。だって、自分の居場所を奪ってのうのうと生きてきたはずのレプリカが、無表情無感動に突っ立っているのですから。それこそ生ける人形です。
シンクやラルゴだって驚きます。
シンクは同じレプリカで、必要とされたある意味「成功作」なのに、これでは自分の方がマシではないか、と。ラルゴは長く生きたレプリカが人らしい感情を持つとシンク達で知っている為に、ルークの人形のような様子に痛々しいものを感じます。
戦いなんて起こりません。ルークの様子に度肝を抜かれた三人は戦う気力も起きません。導師イオンを返し、追い払うのが精一杯です。
そして一行は導師イオンを加えてアクゼリュスへと向かいます。
途中、リグレットが出てきますが、やはりルークの様子に首を傾げてしまいます。ヴァン謡将から聞いていた話とはまた違った印象を受けるのです。
リグレットを退け、一行はアクゼリュスに入ります。
アクゼリュスに付いたらすぐに離れるようにいわれていたナタリアも、持ち前の正義感により、病人の救護に回ります。
ルークは何もしないのでメンバーに怒られます。ちなみに、社交性が皆無な為、メンバーの中での印象はどん底です。
そんなルークの下にヴァン謡将がやってきて、イオンを使ってダアト式封呪を解いたパッセージリングへと連れて行きます。
アクゼリュスで「キムラスカの力」となる為、練習させられていた超振動をヴァンの暗示で使用、崩落を招きます。
飛び込んできたアッシュですが、魔物に捕まれて攫われる寸前、降ってきた大地の欠片で何とか事なきを得ます。
そして一行は魔界へと降り立ちます。
ルークはそこで、ナタリアとガイによってレプリカであることを暴露されます。アクゼリュス崩落の原因であることもあり、口々に罵られます。
アッシュとしては、キムラスカがレプリカであることを知っていたことに驚き、ナタリアのルークに対する態度に驚き、ルークの相変わらずの無表情に驚きます。
そしてナタリアの「レプリカとは言え、王族の血を引くのですから、自分が起こした罪を償いなさい」の一言で、ルークは自殺しようとします。
償い=死という解釈ですね。
アッシュは慌てて止めます。でも周りは知らんぷり。
そのままユリアシティに行けば、アクゼリュスの秘預言を聞かされ、更にルークの死を求められて、アッシュさん大変。PTの皆さんはルークの生死に我関せず。

取り敢えず、PT+アッシュは外郭大地に戻り、ヴァンの計画を知ることにします。もちろんルークも一緒です。
ちなみに、目を離すと自殺しようとするので、武器の類は全部アッシュが取り上げています。宿の部屋割りも二人一組にさせます。だって目を離すと(以下略)
ルーク君は戦闘時のみ武器を渡して貰えるのです。その時は自殺より先に目の前の魔物を倒すことに意識が行くのです。
そんなわけですので、アッシュさんはPT入りいたします。
ジェイドの過去イベントはアッシュさんがこなします。だってルーク、ジェイドと親しくないので。
テオルの森でのラルゴ&シンク強襲イベントは、二人によるルーク&アッシュ勧誘イベントになります。どうやらラルゴもシンクも、ルークを気に掛けているようです。
もちろん、アッシュがヴァンの態度を指摘して断りますが。
ピオニー陛下との謁見では、ルークの様子を気の毒に思った陛下が亡命を持ちかけてくれますが、ジェイドに一蹴されてしまいます。
偽姫騒動では、ダアトで捕まりかけた際、アッシュがルークだけを逃がします。
この時点でルーク君、アッシュは信じていいかも、なんて思います。シュザンヌ様と同じような立ち位置に。
ダアトでルークをアッシュと間違えて接触した漆黒の翼に頼み、アッシュ(とPT)を脱出させます。
ベルケンドでヴァン謡将と出会いますが、ヴァン謡将の言葉とルークの様子にリグレットは揺れます。
密かに立ち聞きしていたラルゴは、ひっそりとルークとアッシュの味方になることにします。PT? 何それ、美味しいの?
地核振動停止作戦では、ルーク君が大活躍いたします。
リグレットの譜銃をぶった切り、ヴァン謡将を吹っ飛ばし、先に進めないように結界も張っちゃいます。でもPT誰も気にしてくれない。
タルタロス内でのシンクとの会話も変わります。ルークとアッシュ、そしてイオンを勧誘します。でもアニスが「ルークとイオン様は全ッ然違う!」と一蹴。
取り敢えずシンクは捕まりますが、無事地表に出て着陸した後、逃走します。
その後、ロニール雪山でリグレット、ラルゴ、アリエッタと戦いますが、雪崩で一時中断。
見逃してもらい、パッセージリングの操作。そしてアブソーブゲートへ向かうことになります。
ヴァン謡将を打ち倒し、外郭大地降下完了。これで世界は平和に。

なるはずでしたが、そうは問屋が卸さない。
アッシュと何故かシュザンヌ様と共同部屋になったルークが、少しずつ人として回復しそうになっていた頃、マルクト皇帝より遊びに来い、という招待状が届きます。
シュザンヌ様が呼んでくれたアルビオールでグランコクマへ行く途中、交戦中の戦艦を発見。
降りてみれば、片方が体当たりをかますところでした。ルーク君、アッシュに渡されていた剣をぶん投げて結界を張ります。
助けたのはフリングス将軍率いる部隊でした。
ピオニーにそれを感謝されていると、この度の事件を調べに行っていたジェイドがPTを連れて戻って来ます。
どうもレプリカが関わっているらしいとのことで、ヴァン謡将が生きているのでは、と疑います。
城を出ると、漆黒の翼がコンタクトを取ってきます。曰く、「魔弾のリグレットを保護した」とのこと。
ぼろぼろのリグレットに話を聞くと、どうやら彼女は生きていたヴァン謡将を説得しようとし、敗北したらしいことが解ります。
何か手がかりが残っているかも、とダアトに向かえば、イオンがアニスに連れて行かれます。
そしてザレッホ火山で預言を詠み、乖離しかけてしまうのです。ですが、ルークに抱きしめられることで、何とか回避出来ます。
PTに慰められるアニス。未だPTから総無視なルーク。えらい差です。
障気も復活してしまいますが、イオンが詠んだ預言により、障気中和の方法だけは知ることが出来ました。
そして、レムの塔へとレプリカが集まっていることを知り、PTやキムラスカの皆様はルークに中和を求めるのです。
もちろん一部地域の人は大反対です。ですが、少数意見、と潰されてしまいます。
ルークはやっぱり無表情な人形のままです。ですので、反対もせず大人しく受け入れました。
けれど、アルビオールに乗って彼らが向かったのは、何故かエルドラントでした。レムの塔に向かったはずなのに、いつの間にか辿り着いていたのです。
そしてたいした障害もなく、ヴァン謡将の下に辿り着きます。魔物は全部ルーク君の剣の錆になりました。
そこでルーク君はヴァン謡将とPT、アッシュに尋ねます。

「人の子よ、何を望む」

実はルーク君は、審判者だったのです。
世界の未来の分岐点に現れ、どちらに進むべきかを審判する。それが審判者の役割です。
かつて彼は、ユリアの前にも現れ、同じ質問をしました。ユリアは人の存続を望み、それをルークは許しました。
ヴァン謡将は人の滅亡を、PTは人の存続を望みました。
けれど、アッシュは、どちらも望みませんでした。
人は確かに醜いし、滅んでも仕方ないが、消えて欲しくない人もいる。そう言う矛盾全てを纏めて、この世界だと思う。
その答えに、ルーク君は微笑います。初めての笑顔です。
笑顔を浮かべ、ルーク君は審判を下します。世界の存続を許します。
そのために、ルーク君はエルドラントを構成する第七音素を使い、障気を中和します。いつの間にかその場にいた者達は、タタル渓谷へと飛ばされていました。

こうして世界は平和になりました。が、納得出来ない人もいるのです。
ヴァン謡将は大罪人として裁かれました。PTとアッシュは英雄として讃えられました。
ルークのことは、語られませんでした。
なのでアッシュは王位継承権を放棄し、ナタリアとの婚約も解消し、シンク、ラルゴ、アリエッタ、リグレットと共に、残されたレプリカ達の為の街を作りました。
もう二度と、ルークのような哀しい生き方をするレプリカが現れないように、と。
そしてND2020。シュザンヌ様がその街を訪れた時、もう一人訪問者が現れたのです。

…………こんなネタです。
長ッ! これでもほんの少し削ってます。ほんの少しだけ。
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